高射幸性遊技機設置比率はどうなったのか?

スロット

日電協によると、高射幸性遊技機に区分される回胴式遊技機の設置状況は、2月28日時点で28万8,571台となり、回胴式遊技機の総設置台数(166万6,299台)に対して、設置比率17.32%で推移していることが分かった。前月比3,224台の減少。

http://www.web-greenbelt.jp/news/detail.php?n=00011162

設置比率の話なのですが、毎月のデータを把握していない()のでなんとも言えないですが、台数では3224台減少したようです。

これまた集計期間の違いで正確な比較にはならないですが、スロットの設置台数は増加傾向です。

参考:1月末の加盟店舗数

現状集客が見込める遊技機を入れ替える店舗は少なく設置比率に関しても実質先送り状態

気持ちはわかりますが・・・(延期決定)になっています。

ホール経営に関わっている方なら当然把握していると思いますが、個人的にはこの問題をややこしくしている事が、「新基準に該当しない回胴式遊技機」の存在です。

勘違いしていました・・・

ここで触れていますが、設置比率の規制対象機には「高射幸性遊技機」と「新基準に該当しない回胴式遊技機」の2種類があるという事です。(新基準に該当しない回胴式遊技機の設置比率は21.52%、3224台の減少です)

個人的認識としては高射幸性・・・がその名の通り射幸性が高い機械、新基準に該当しない・・・が旧基準機の認識です。

現状どちらも先延ばししている状態ですが大体2年後には全て市場から消えるハズな機械です。

ギリギリまで使って又駄々をこねるつもりなのかもしれませんが、ま~上手くないと思います。そんな一か八かのようなやり方ではなく計画的な新基準機への移行を進めるべきだと思います。

もちろんそんな余裕が無いから新基準機への移行が進んでいないのだとは思いますが、そんな業者は淘汰されなければならないと思います。

最近はパチンコに関しては新基準機はそこそこ登場しています。スロットに関してはまだ供給量が少ないとは思いますが、「Re:ゼロ」の初動が抜群だったりと一定の成果が出ています。

設置していいのだから設置すると言うのはま~もっともなのですが、ギャンブル依存対策問題もあり業界としてやるべき事は全てやるくらいの姿勢を見せてほしい所です。
今回は「規制」の流れですが、やるべき事をやれば次は「緩和」のターンに移行を期待します。

年々厳しくなる業界なので多くは望めないのかもしれませんが、少なくともお上と緩和の相談が出来るくらいの関係を築いてほしいと思います。