日遊協はこのほど「パチスロプレイヤー調査2020」を発表した。
同調査は、5号機から6号機への移行が進む中で、パチスロの「参加人口」「参加率」「頻度」「満足度」の経年変化を確認し、遊技者の動向や考え方を把握するとともに、6号機の遊技状況や遊技者評価、及び遊技者が求める今後の6号機探索などを目的に行われ、今回はさらに今年の事象として、新型コロナウイルスやパチンコ店の禁煙・分煙化などにおける影響度合いも調査した。
事前調査10,000サンプルからパチスロ参加人口は約716万人としています(前年度比約94万人減)
ま~1万もサンプルをとっているので数値としてはそれなりに意味があると思います。
ただし、今回の調査の場合「パチスロで遊んでいる」と例年より答えにくい社会状況にある事は間違いないと思うので実際はもう少しは多くの人が遊んでいるのはないかなと個人的には思います。
だからと言ってパチスロの遊技環境は良好とはとても言えない状況だと思います。
それは強力な空調と禁煙化で店内の環境が他業種と比べても良いとかそういう話ではありません。
パチスロをやめた理由として「勝ちにくい」と挙げた人が休止者全体で7割以上という遊技環境が問題です。
もちろんホールは慈善事業では無いので遊んだ上にさらにおこずかいまでもらえてしまう状況の方が正しくないとは思います。
その事は多くのユーザーが理解して遊んでいるとは思うのですが、今の「スロット」にユーザーが満足していない結果「勝ちにくい」を理由にしてパチスロで遊ぶ事を止めているのだと思います。
解釈基準の変更等でスロットは6号機初期よりゲーム性を高める事が可能な低ベース仕様の6.1号機が登場しています。
けれど6.1号機でヒットしたと言える機械はまだ登場していないと思います。むしろシステム的に熟成されてきている高ベース仕様の機械の方が人気があるくらいです。
今回(今年)のユーザー数調査は外的要因が強く来年以降は今より改善していく気はしますが、外的要因で減少したユーザーが戻りたいと思える遊技環境にする必要はあると思います。