遊タイムについて調べてみた!

パチンコ店はやっと通常の営業をとり戻しつつあると思いますが、協力休業のダメージは大きく休業からの営業再開を諦める店舗もあります。

そんな悲喜こもごもな協力休業でしたが、その協力休業が各地で実施されている4月に1台の新しい仕組みを搭載したパチンコ機が登場しました。「PF真花月2夜桜バージョン」です。

この台には天井機能があり通常時500回転消化で時短759回転が付与されます。

過去にもパチンコに天井機能の仕組みを持った機種はありましたが、昨年(2019年12月)技術上解釈基準についての変更が行われ、そしてこの変更を受け組合は2019年12月26日に内規を制定し正式に天井機能が認められる事となりました。

天井機能はこの改正された内規の内のひとつで内規改正のポイントは大きく分けて3つ

  1. 時短の作動回数の上限値(100回)の撤廃
  2. 従来の時短に加え、2種類の新たな作動契機による時短の追加
  3. 確率変動リミッター上限値の数が条件付きで2個設定可能

個別にみてみます。

1.時短の作動回数の上限値(100回)の撤廃

電サポは大当り終了後、100回を超えないと規定されていましたが、この条件が緩和されました。又発動条件に関しても緩和されています。

2.従来の時短に加え、2種類の新たな作動契機による時短の追加

今回新たに加わった発動条件は「規定回転数まで大当たりしなかった場合」と「特定のハズレ図柄停止で電サポが開始」です。

この2つの内「規定回転数まで大当たりしなかった場合」がいわゆる天井機能(遊タイム)に該当します。

又この規定回転数は大当り確率分母の2.5~3倍の回数(設定付き機でも規定回転数は同一)に限るとなっています。

そのため大当り確率1/300の台の場合規定回転数は750~900回転の間で設定できる事になります。

そして付与可能な回転数は確率分母の3.8倍以下となっています。

「特定のハズレ図柄停止で電サポが開始」は「突確」ならぬ「突時」突然時短です

3.確率変動リミッター上限値の数が条件付きで2個設定可能

今までの場合リミッター上限値の数が確率変動100%(転落なし)に限り2通り設定する事が可能です。(2通りの出現率が1/10~9/10の範囲にある事が必要)

例えば「7」で当たったらリミット10回、その他図柄は3回とかに出来ます。ただしこのリミット回数は初当り時に決定されるので初当りは5図柄で次の当りが7だったとしてもリミット回数は上書きされる事はありません。


という感じでゲーム性の幅が拡がる事に期待出来る変更だとは思いますが、出玉性能が上がる訳では無いので注意は必要です。

ここで時短発動条件を再度まとめてみたいと思います。

時短発動条件

a.大当たり終了後に開始

b.通常時に、大当たりが規定回数まで発生しなかった場合(規定回転数は低確率の2.5倍~3倍)に開始

c. 通常時に、特定のハズレ図柄停止で開始

という事でこの3つの時短はa時短、b時短、c時短と呼称されます。

そして現在この中でb時短を特別に「遊タイム」と呼称しまずはb時短を幅広く周知させる活動を行っています。(最初は遊タイム()って感じでしたが、何度も見聞きする内に馴染んできたのかな~とは思います)

日本遊技機工業組合の運営する「パチンコ・パチスロ生活向上委員会」での告知

pachi-life-up.com
遊タイム|パチンコ・パチスロ生活向上委員会
パチンコが変わる!“遊タイム”はじまります!これまでにない新システムでパチンコがもっと楽しいゲーム性へと変化します!

霜降り明星 粗品さんの遊タイム解説動画

組合としての告知だけでは無く各メーカーも特設サイト等を設置。

SANKYO

解説サイト

藤商事

遊タイム解説動画


b時短(遊タイム、スロットユーザーには馴染みが深い天井機能(と同等の性能が出せる))はパチンコユーザーにも訴求しやすいと思われまずこの部分をアピールしていくのだと思います。

とは言えユーザーにとっては未知の部分でそれはメーカーとしても開発機種に現れ遊タイム搭載機は規定回数上限、付与回転数も上限を意識した機械作りが行われています。

ただし、少しずつですが、それぞれ各メーカーの特色を出した機械も登場予定です。

「Pモモキュンソード」は1種2種混合機で(右打ち?多分)時は高確率で大当りを抽選する事が可能なので遊タイム突入後短時間で大当りを獲得しやすい作りです。

「P交響詩篇エウレカセブン HIーEVOLUTION ZERO 」はライトミドルSTをベースに遊タイム突入時に付与される時短は100回転です。これまでの遊タイム搭載機は遊タイム突入でほぼ大当りが期待出来ましたがエウレカでは遊タイム中の大当り期待度は約40%でスロットで言う所のCZ(チャンスゾーン)的な作りです。

そして「P貞子3D2~呪われた12時間~」ではa時短b時短c時短すべてを搭載しています。

これは今回の解釈基準の変更で実現出来たスペックのほんの一部です。

ま~出玉性能に関しては上限があり、それなりの運用がされると思いますが、それにしても魅力のあるスペック、仕組みの機種が登場する可能性があるので期待したいと思います。

という事で「期待しかない」という感じの遊タイムなどなどですが、注意したいポイントもあります。

b時短は発動後スルーした場合再度規定回転数を回しても発動しません。当日の大当り履歴を見ればま~避けられると思いますが、宵越しだった場合期待収支が大きく変わる可能性があり特にエウレカのようにb時短スルーが普通に起こる可能性のある機種は特に注意が必要になると思います。(この辺りは演出で据え置きorリセットを示唆する演出が組み込まれるのかなと思いますが、それはそれで予備知識が必要になると思います)

個人的には内規変更をアピールするにはb時短(遊タイム)は有効だったのかもしれませんがc時短を活用した機械の方が面白いような気がします。やっぱりパチンコに天井機能は馴染まない気がしています。ただ結局ヒットした機械のシステムが熟成され面白い機械になっていくのかな~と思います。(※内規は変更される可能性があり、そもそも自分の解釈が間違っている可能性がある事をご了承ください)