ジーグ筐体がパワーアップします

ディジタルメディアプロフェッショナル(以下、DMP)は2019年5月16日、DMP画像処理プロセッサ「RS1」がジーグが提供する遊技機のユニットおよび部品に採用されたと発表した。ジーグは、パチスロ遊技機大手サミーとユニバーサルエンターテインメントの合弁会社で、2019年度中にRS1を搭載した遊技機が、日本全国のホールに導入開始される予定だ。

 RS1は、バンダイナムコエンターテインメント(以下、バンナム)とDMPが共同開発した遊技機向け画像処理プロセッサだ。バンナムのノウハウとDMPのグラフィックス技術を融合することで、リアルタイム3Dエンジンと高性能、高圧縮動画エンジンをワンチップに統合した。

https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1906/07/news058.html

株式会社ジーグはユニバとサミーが出資比率50%、50%で設立した持分法適用会社です。本社所在地はサミーの本社機能が集約されている住友不動産大崎ガーデンタワー内にあります。

当初はユニバーサルのみこの会社の筐体を使用していましたが、サミーも蒼天の拳でジーグ筐体を採用しています。
今後もジーグ筐体を採用した機種が続々登場すると思われます。
又この筐体はユニバ、サミーのみでは無く他社への供給も検討されているようなので今後採用する企業があるかもしれません。

筐体は大まかに言ってユニバ筐体の流れを組むタイプとサミー系の全面液晶タイプです。

液晶非搭載とかも出来るようですが、結構高そうなので弱小メーカーが筐体製造ノウハウが無いのでジーグ筐体を採用!とかには繋がらないような気がします。

 

そんなジーグ筐体ですが、(3652)ディジタルメディアプロフェッショナル社の画像処理プロセッサを採用するそうです。

メリットは2D、3D別々の半導体を利用していたものが共通化出来、その他基盤もワンボード化する事が可能になるようです。結果開発コストの削減にも繋がる模様です。

コストが削減出来るなら販売価格に反映となれば、結果的にメリットがありそうな気もしますが、「お値段据え置き、性能アップ」で終わりそうな気がします。