以前記事にした
P-WORLD一強時代は終了するのか?が弱小ブログ「すろ・ぱちニュース」の中では何気にそこそこのアクセスがあるので気を良くしてもう少し追記したいと思います。
まわりくどくデータを並べて自分の考えに誘導する事は本意では無いのでまず自分の考えを先に書くとP-WORLDが危機感を持って改革をしようとしている事は至極当然で、どちらかというと遅すぎた。と思います。
だからと言ってP-WORLDと完全に縁を切って他社に流れるのは少し気が早いと思います。
と、ま~そんな流れでぽつぽつと書いて見たいと思います。
ぶっちゃけいくら数字を並べても断定する事は不可能だと思うので、そんなふうに思う人もいるのだと思ってください。
ココ最近の話題としてP-WORLDがUU(ユニークユーザー)数の公開をはじめました。
非常に簡単に説明するとUUが何人、PVが何ページ見られているかを表す数字です。この流れでPサイトとDサイトをどれくらいの方が閲覧しているかざっくり確認する方法があります。
「SimilarWeb」です。このサイトに対象URLを入力すると対象サイトのアクセス数、PVなどが確認出来ます。
有料プランもありますが、無料プランでもおおまかな数値を確認するには十分だと思います。
確認してみます。
両社の6ヶ月間の月間アクセス数が確認出来ます。ただし、この数値はP社、D社が公開している数字では無く最近話題になる統計不正?のように数値を改ざんしている可能性も無い事は無いのですが、自分のサイトのデータとか照らし合わせるとま~まんざらでも無いかと思っています。少なくとも「傾向」は見れると思います。
ちなみにアクセス数の少ないサイトでは実数との違いが大きく出る傾向があります。
理由はなんとなく理解出来ると思いますが、少ないサンプルでは正しい数値を算出する事が難しいからです。1000Gの小役を数えて設定判別するか1万Gの小役を数えるか?、自分は全くGODが引けないけれど連れは・・・といった感じです。P、D両社くらいのアクセス数ならほぼ≒くらいになるようです。
P、D両社のアクセス数を確認してみます。Pが約18.4M。Dが約2.7Mです。
ここでのMはミリオン=100万を表しています。P社の月間アクセス数が1840万、D社が270万です。
P社がD社のおよそ6.8倍のアクセスを集めています。
な~んだやっぱりP社が圧倒的だからとりあえずP社だけで十分と考える人(お店も)もいるかもしれませんが、どちらかというと遅すぎたと考える理由がその内容にあります。
画像のイメージだけ見るとP社はほぼ並行状態だったのが先月(2019年1月)にこつんと下がっています。
それに対してD社は一貫して右肩上がりです。P社はこの半年間ほぼ増減無しに対してD社は半年間でおよそ1.5倍になっています。
だからと言ってすぐに逆転するような差では無いので考え方によっては問題無いかもしれませんが、1月の急減を受けて?さすがにP社もホール関係者からヒアリングをはじめて改善点を探っているようです。
同業の方より情報提供あり、P-WORLDが電話アンケートを募っているとの事。①「最新情報」欄の使い勝手について②「設置機種」欄の使い勝手について、忌憚ない意見が欲しいとの事。私は店でほとんど電話対応しないので初耳でした。ホール/メーカー/販社/ユーザー各人の立場でご意見を頂ければ嬉しいです
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) February 19, 2019
ま~数字だけ見れば今でも圧倒的な差があるので今から動いても間に合うのかな?
その改善の一貫?としてUUを公開し王者としての圧倒的な格の違いを見せやっぱりP社が1番、D社が~なんて言っている人は大丈夫か?なんて書き込みも見たりします。
ま~実際そうなんだと思いますが。個人的にはもう少し考えてみたいと思います。
ちなみにP社が一般に公開している数値からの推測なので実数を知っている方は訂正していただきたいと思います。
P社がUUの公開を始めた事は上にも書いたのですが、一日あたりのUUが約60万人(P社公開)、月間PV数がおよそ1800万(similarwebから)、日あたりのPVが700万前後(P社公開)=月間PV約2.5億(P社公開)です。
上では大体あっていると書いておきながらどうも計算があわない(PV数がシミラーとP社で圧倒的に違う)のですが、多分similarwebでは除外されていると思うケータイ(ガラケー)分とか集計方法の違いがあるのかなと思います。又何か勘違いをしている可能性もあるので参考値とします。
P社のとある日のUUが約60万人、PVが約900万です。前述のようにUUはユーザー数、PVは閲覧ページ数をあらわします。
という事は一人(一日)あたり15ページ見る計算になります。基本的には一人あたりの閲覧ベージ数が多いという事はそれだけそのサイトの質が高い、色々情報を収集閲覧する価値があるという評価になるのですが、サイト構成によって変わります。(例えばまとめ系のサイトならその日の更新分を横断的に全て閲覧。渾身のポエムを読ませるページなら1ページで満足とか)ただし一人あたり15ページというのは少し高い気がします。自分の恥をさらすような感じですがこのサイトは一人あたり1.3PV程度です。。。少し高いというか何か根本的に計算を間違えているような気がします。誰か指摘してください。。。
ただP-WORLDのサイト構成はPVを”上げやすい”形にはなっているのかな~とは思います。
とあるホールの情報を調べる際にページ移動の流れとしてまずトップページにアクセス。〇〇県をタップ。次に〇〇区をタップ→目的のお店を発見、閲覧これで4PVになります。
情報の多いサイトで確実に情報を取得するには間違いの少ない流れですが、どうしても手数(PVとしてカウントされる数)が増えます。(P社のスマホアプリのGPS機能を使えばもう少し手数は減ります。)
でもってスマホアプリならと書いたのですが、P社ではデバイス別のアクセス数も公開しています。
ケータイ(ガラケー)のアクセスも公開しているのですが、桁が違うくらい少ないので除外してスマホ:PCが大体2:1です。
これも自分のサイトを見て見るとスマホ(含タブレット):PCが3:1です。
このサイトですら若い子()向けに作っているとは思えないしどちらかと言うとスマホ向きなサイトでは無いと思っている状況でもこのスマホ比率です。
個人的な推測で的を得ていない可能性もありますが、一般ユーザーが情報を閲覧するというよりは会社・事務所でのサイト閲覧、競合店の日々の更新状況を横断的に確認しているアクセスが相当数あるのではないかと思います。
この点が業界関係者御用達サイトと言われる所以なのかと思います。(サイト更新とかはPCからP社のサイトにアクセスする事が多いのでしょうか?)圧倒的な情報量を処理する為スマホ閲覧には不向きなサイトだとは思うので仕方ないのかもしれませんが、PC→スマホへの移行がうまくいっていないように感じます。ここで急速にスマホ対応を進めると多分一般ユーザーよりも比較的年齢層が高いと思われる大事な(経営的に)ホール関係者が混乱を招く事になりかねなく中々悩ましい問題だと思います。
変わらない・変えないシステムは現在の利用者には安心感もありますが、時代に取り残されたシステムではいけません。
逆にD社は自社で動画制作も行いイベント対応もするなど若年層向けに力を入れ、情報掲載の営業も勢力的に行っているようです。勢いのあるD社になびく気持ちも理解出来ます。
ただ、P社も重い腰を上げた向きもあるようなので、D社が勢いがあるとは言え長年蓄積された圧倒的な情報量はそうそう簡単に追いつける事は無いと思います。
多くの方が言っているように「無料」で関係を維持できる訳だしいきなり絶縁する事は考え直した方が良いかと思います。
そんな悠長に待っていられない?そーですかそーですか・・・