(2767)フィールズが2019年3月第2四半期の決算を発表しています
フィールズは㈱円谷プロなどのコンテンツ事業(通期で営利5億見込み)も所有しているので合算値です
売上:約180億(前年比△48.8%)
営業利益:△約39億(前年は△27.8億)
経常利益:△約40億(前年は△32.88億)
親会社株主に帰属する四半期純利益:△32.51億(前年は△32.89億)
通期予想は据え置いて経常利益25億、純利15億の変更無しです。
今回の決算ではミズホとの持分法適用関連会社の解消で特別利益約14億を突っ込んでいますが、それでも今回も中々香ばしい決算だと思います。
ただ、最終決算予想は据え置き黒転としている根拠として既に販売しているP・S合計5機種の売上計上が第3四半期に入る(第3四半期営利25億見込み)、第4四半期はP・S合計10機種(P7機種(甘デジ3)、S3機種)投入で第4四半期営利35億を見込んでいるからです。
そして、2月から3月に販売予定のタイトルの適合住みも複数あるようです。
という事なので第3四半期から大幅に改善され最終的にはプラ転するようです。
又後日決算補足資料的なものが公開されると思うので個人的には楽しみです(フィールズの抱えている版権の説明とかあり、今後スロ・パチ化される予想とか出来ると思います。)追記予定です。
ホール関係者の方は販売方法などからフィールズを心良く思わない方も少なくないと思いますが、版権管理に関しては絶対的な強さがあると思う企業なのでなんとか経営を立て直して欲しいと思っています。
追記
追加資料が公開されたので確認します。
ファクトブック(補足データ資料)
https://www.fields.biz/ir/j/files/press/2018/press_20181108a.pdf
決算説明会資料
https://www.fields.biz/ir/j/files/press/2018/press_20181108b.pdf
版権取得状況とか個人的には期待していた内容は無かった()ですが、内容的には中々興味深かったです。
説明会資料側はウルトラマンのブランド展開が注目です。
これもウルトラマンシリーズの国外利用権が決着した事が大きいと思います。
ウルトラマンシリーズの国外利用権で円谷プロダクションが勝訴!ファクトブックは補足データの名の通り過去の販売実績などが網羅されています。
ま~新しく公開された情報では無いと思いますが資料的にも魅力があり改めてフィールズの販売力の凄さに驚きます。
だからこそいまの不甲斐なさに・・・
中でも「エヴァンゲリオン」シリーズの変遷は年表形式?というのかシリーズ販売台数の推移を見るだけでも興味深いです。
間もなくATエヴァの登場の噂がありますが、シリーズ初のART機で個人的通称「リンゴのエヴァ」の販売台数は5.7万台です。システム的に色々斬新?過ぎて・・・時代のせいなのかもしれませんがその後のエヴァシリーズはこの販売台数を越える事はありませんでした。
ちなみ過去最高販売台数は初代まごころで約10万台。それに対してまご2はまだ確定数値ではないですがおよそ1万台です。
個人的には、まご2は良い台だと思うのですが、お店が可愛がってくれないんですよね~。