レジャー白書とDK-SIS

https://www.youtube.com/watch?v=jv3Hh6KwLH0

 

パチンコ業界の指標として意識されるレジャー白書とDK-SISどちらも発表されたので確認してみたいと思います。

レジャー白書(2017年版)

日本生産性本部は7月20日、都内で「レジャー白書2018」の記者発表会を開催し、2017年のパチンコ参加人口が前の年から40万人減の900万人となり、2年連続で過去最低値を更新したことを明らかにした。
 
レジャー白書におけるパチンコ参加人口は、09年の1,720万人から4年連続で減少した結果、13年には1,000万人の大台を割り込む970万人まで下落。翌14年は180万人増の1,150万人に回復したが、15年から再び減少に転じ、今回、3年連続の減少となった。
遊技通信web

DK-SIS(2017年版)

ダイコク電機㈱(根本弘代表取締役)は7月5日、都内文京区の東京ドームホテルで「DK-SIS白書2018年版-2017年のデータ-」の発刊記者会見を開催。2017年のホール業界の市場規模は総売上18.6兆円(前年比1.5兆円減)、総粗利2.91兆円(同2,000億円減)となり、これまで辛うじて維持していた粗利3兆円のラインを割り込む結果となった。

https://yugi-nippon.com/pachinko-news/post-20431/

業界的にどちらのデータを重視するかわかりませんが、個人的にレジャー白書はその名の通りレジャー産業全体を広く浅くまとめたもの。

DK-SISはダイコク電機の管理するホルコンを基により正確なデータをホール向けにまとめたものという感覚でいます。

 

という事で集計方法・項目もそれぞれ違い重なっている部分でも数値は違っていますが、ま~予想通りというか市場規模の減少をあらわす結果となりどちらも市場規模が20兆円を割ったとしています。

個人的に気になった点はDK-SISの分析の中で

2016年にマックスタイプ機が完全撤去となったこともあり、2017年の4円パチンコの業績は特に売上、粗利の下落幅が大きい結果となった。この点について片瀬氏は「大当りまでの投資金額が下がったことから本来、ホールは遊びやすさを打ち出し、アウトを上げる1年にすべきだった。しかし時間粗利はほぼ横ばいなことから、遊びやすさを打ち出したとは言えない。・・・

もちろん経営側からすれば売上も上がっていないのに玉を出すわけにはいかなく、いわゆるヘビーユーザー頼りになっているのだと思います。

ただし組合の会合などで聞かれる話は新規ユーザーの獲得をしよう!的な掛け声ばかりで、ヘビーユーザーからぶっこ抜いて利益を確保しようなどとは言っていません。

言っている事とやっている事が違えばお客が戻ってくるはずが無いです。