深夜業務を改善します。

「スタッフを24時までに帰宅させること」を目標として、閉店作業を主とした業務の見直しで年間3万5000時間の働き方改革を達成した東和産業。細かい業務を洗い出し削減を積み重ねるのがコツのようだ。

https://www.pidea.jp/articles/1614819767

主に閉店作業を中心とした業務の見直しで深夜の作業時間を減少させる事に成功したようです。

今回の場合作業時間の短縮というよりは翌日で可能な業務は翌日に行う事で作業の平均化をしている事がポイントです。

ことわざに「今日できることを明日に延ばすな」があります。

思い立ったらすぐ実行という感じで前向きな意味のある言葉ですが、悪く言えば出来る事があるなら残業してでもヤレという意味合いでこういった働き方をしている人は多いと思います。

 

一方「明日まで延ばせることは今日するな」という考えもあります。

今回の改革はこのパターンで今までもそんな事は無い()でしょうが、開店前・開店時のゆったりしていた時間で前日の閉店処理を実施しています。

こういった施策はストップウオッチ片手に改革を頑張っていますアピールまで始めるとただ単に時間を短縮する事自体が目的になってしまい結果的に作業環境の悪化に繋がる可能性があります。なりふり構ってられない状況なのかもしれませんが、こういう改革は程ほどが丁度良いと思います。

今回の場合残業時間の短縮に繋がって好評のようですが、残業時間の短縮=給料減の人にとっては地味に効いてくる改革になります。

そいうった人たちへも配慮出来る改革なら歓迎できると思います。