パチンコ店の全国組織「全日本遊技事業協同組合連合会」(全日遊連)の青年部会は26日、標準的な規模の店内では、通常の換気をすれば空気が10分ほどで入れ替わるとする実験映像を公開した。新型コロナウイルスの感染拡大前から、たばこ対策として取り組んできた換気性能の高さをアピールする狙い。
https://www.chunichi.co.jp/article/143641
パチンコ店は数多くありこれをもってパチンコ店は大丈夫というと事にはなりませんが、少なくとも当初言われたようなパチンコ店は危ないという論法は適切では無かったと言えると思います。
政府・自治体も待ったなしの状況であったとは思いますが、休業要請に関しても適切な議論がなされていなかったと思われる自治体が最近明らかになっています。
何処かの業種・業者を悪者に仕立て上げその他の人を救うという考えは評価は出来ないけれど短い時間で事を治めるにはま~仕方が無かったとは思います(もちろんやり玉に挙げられた業者はたまったものではないです…)
実際予見出来なかった事態ですが、結果的にパチンコ店を救った理由の一つはパチンコ店の換気性能の高さです。
これはパチンコをされる方は知っている方も多いと思いますが、元々タバコ対策で換気性能を一般の建築基準性能以上に設定しているお店が多く現在言われている注意しなければならない要素のひとつの密閉状態を回避しやすくなっています。
又遊技中はマスク必須状態になっていますが、タイミング悪くというか良くというか丁度時を同じくして原則屋内禁煙化が4月から施行されました。
もし喫煙可能だった場合とりあえずマスクはするけれど喫煙者はタバコを吸う時は当然マスクを外す、ずらすなどの処置をします。
そうなると注意しなければならない状態のひとつ飛沫対策が不十分になります。
元々パチンコは基本的に無言で一方向を向いているので、飛沫が飛散する状況では無かったのですが、これでさらに飛沫対策が強化されました…
確か当初に、騒動が収まったら今回の事態を検証する必要があると書いた記憶があるのですが、騒動の沈静化はまだかかりそうな感じですが、検証に関してはこれからも進んでいくのだと思います。
という事で良かった良かったという話なのですが、少し不安な要素として自分が良く行くお店は対策がしっかりと出来ているかというとそうでもないという事です。
正直HP上で告知されている事が確実に実行されているかというと出来ていないと思います。
過疎店なのでまず密状態は回避されています。ただタイミング的には密になる事もあるだろうし、マスク無しで遊技されている方もたまに見かけます。そして店員が発見したら指導しているかというとされていないと思います。
また清掃に関しても空き台処理に関しては特に意識している様子は無く、普通に巡回時に気が付けば清掃するという感じ。
この清掃ですが、アルコールを使っている様子は無い、ず~っと同じ台拭きを使用しているようです。
ようするに自粛前と全く変わっていません…
ぶっちゃけこれでも大事には至っていないようなので、ま~換気と飛沫対策が出来ていれば大丈夫なのだとは思いますが、いつかやらかしてしまうのでは無いかと心配ではあります。