初めてパチンコしたけど面白くなかった

「初めてパチンコしたけど面白くなかった。1000円だけ使って帰った」

https://news.careerconnection.jp/?p=103014

この言葉を自分の友人に言われたらどう返すだろう・・・

随分昔なら「♪もうちょっと打とうよ。なんなら奢るよ♪」くらいの事は言ったと思うけれど、今の状況では、もうちょっとっていくら?って話になって、で結局儲かるの?となって話が続かなくなりそうです。

リンク先で書かれていますが、”1000円で止めたということは、それ以上遊ぶ意義を見出せないとの判断があってのことだろう”という事が真理だと思います。

おっさんの昔話で申し訳ないですが、今をときめく!大都技研の4号機吉宗なんて今見たら本当に小さな液晶で、演出などもたいくつに感じるかもしれませんが、当時はシャッターが閉じるだけでそれはもう楽しくて楽しくて・・・たとえ外れても後1回「高確演出」を見て見ようと思える台でした。

 

少し前に誰か組合の方の「庶民の娯楽としてのパチンコ」を取り戻す的な発言があったと思いますが、結局その後の動きが確認出来ません。

当時と比べて一人辺りの消費金額は増えて来てヘビーユーザー便りになってきているのかもしれませんが、それよりも世の中の消費行動との乖離が大きく進んでいると思います。それにパチンコがついていけていません。

もう貸し玉料金の幅だけでの運営では今の状況を打破する事は無理だと思います。

1000円で遊べる=楽しめる。はさすがに厳しいかもしれませんが、少なくとも現在の状況よりも低額で楽しめる「遊技」に梶を切る必要があると思います。

それは結果としてお店の売り上げ(利益)減に繋がるので単純に交換レートを変えるとかそんな単一な対応では無く、機械単価の削減とか無駄な設備の削減なども並行して行わないとうまくいかないと思います。

100%全員が満足出来る施策にはならないかもしれませんが、少なくとも今のヘビーユーザー頼りの運営で潰れるまで潰れない()というスタイルの運営ではいずれ破綻すると思います。