「アカダマウエスト」の(株)赤玉(東京)破産手続き開始決定(追記)

パチンコホール経営の(株)赤玉(登記簿上所在地:愛知県名古屋市名東区本郷2-173-4 支店登記:東京都杉並区西荻南3-14-7 代表:玉井俊治)は4月15日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は約37億円。

https://n-seikei.jp/2020/04/akadama-tosuan.html

都内で「アカダマウエスト」「アカダマキャニオン」「アカダマサザンクロス」を運営していたようです。

3店舗とも設置台数500台程度の中型店。ピーワールド上で現在は閲覧可能ですがいずれ閲覧不可になると思います。

又過去には愛知県内でパチンコ店、カラオケ店を運営していたようです。

一様今回の破産手続きの開始はパチンコホールの新型コロナウィルス関連倒産としては初という括りになっています。

ただし、再開予定の無い営業停止をしているお店は他にもありこれからも増加すると思われます。

いよいよ全国で発令されてしまった緊急事態宣言は5月6日までとなっています。

GWの集客期間を失う事だけでも厳しいと思いますが、現状5月6日で緊急事態宣言が終了するかは非常に不透明で最悪このまま旧基準機の撤去期限を迎えてしまうのでは無いかと心配します(ま~さすがにそこまでは続かない事を期待するし、もしそうなってしまった場合も旧基準機の撤去に関しては何らかの緩和策がとられるのでは無いかと思いますがどうでしょうか?)

お疲れ様でした。

追記

このまま粛々と手続きが進むと思われていましたが、5月29日に民事再生法へ変更されました。

まず、破産と民事再生法の違いを確認します。

破産とは?

破産は、債務者が経済的に破綻して、債権者に対し債務を弁済することができない状態、または、そのような場合に裁判所が選任する破産管財人によって行われる法的手続を指す(広義の破産)。

ウィキペディア

 

民事再生法とは?

経済的に窮境にある債務者の事業または経済生活の再生を目的とする日本の法律である。

ウィキペディア

ま~言葉通りですが、破産は現状の資産・負債を債権者で整理して終了、ゲームオーバーです。

民事再生はその名の通り再生、やり直す事を前提としています。

この変更に至った理由は経営していた内の「アカダマウエスト」が事業承継先と契約を締結する見込み、残る2店舗も継承先を選定している為です。

パチンコ業界は逆風が続く状態ですが、この状況でも新規参入や事業拡大を進める企業がいるという事です。

事業継承先についてはいずれ明らかになると思いますが最低の状況からの再出発です。これ以上下がる事はない(はず?)です。頑張っていただきたいと思います・

又残る2店舗に関しても継承先を選定しているとの事ですが、契約締結まで進んでほしいと思います。