2019年10月型式試験結果

一般財団法人保安通信協会

遊技機の型式試験業務

ページ内の「統計資料」から最新の試験結果が確認出来ます。

10月試験結果

ぱちんこ
結果書交付：95（適合：48、不適合：47）適合率50.5％

スロット
結果書交付：82（適合：17、不適合：65）適合率20.7％

10月のスロット適合率は20.7%と一様増加していますが、誤差の範囲内です。

パチンコ、スロット共に持ち込み件数が増加しています。今結果をもらうと大体３月末には販売予定の機械になるのでしょうか？

持ち込み件数の増加はどうしても通したい機械を複数スペックで持ち込んだのか？まだ色々試行錯誤で色々なスペックで試しているのか？？？

いずれにしても持ち込み件数の増加が良い結果になればと思います。

不適合事例

個人的に気になった事例をピックアップ。

ぱちんこ

・主基板ケースの封印が切断され申請書類と異なっていた（５台中２台）

・普通図柄の作動に係る入賞口の入賞感知機構が入賞口の入口直近に設けられていなかった。

・周辺基板のロムを取り外したこん跡が残らない構造になっていた。

回胴

・基板に装着された部品の向きが申請書類と異なっていた。（５台中１台）

・内部抽せんに用いる乱数に偏りがあった。

・基板のロムのデータ領域に「０」以外の未使用のデータが存在していた。

基板関連の問題はうっかりならばそれはそれで問題ですが、もしそうでないとしても何かキナ臭い感じがします。

最近の適合率の推移は下記リンクで確認出来ます。