低ベース機の高粗利運用を懸念します

遊技産業未来研究所は10月23日、都内墨田区のグローリーナスカ会議室にて「未来研究会セミナー」を開催した。セミナーの講師は、PRCの中田藤生代表取締役(チャーリー・ロドリゲス・湯谷)、ソニー生命保険のトータルライフコンサルタント・猪野塚伊彦氏、遊技産業未来研究所の中野忠文代表取締役が務め、今後の経営課題や低ベース機の運用状況が語られた。

https://yugi-nippon.com/pachinko-news/post-30662/

セミナーは3部制で講師・テーマを変えて行われています。

そのテーマは1部が「高射幸性パチスロ機撤去後の営業戦略」2部が「組織改革とライフプラン」3部が「スペック別稼働推移や導入週の玉粗利」です。

この中で個人的に気になったのは3部の現状についてです

新規則機の普及という目的に逆行し、ファンからも打つだけ損だと思われる運用を続けるのは危険

です。例えば設定付パチンコが支持されない理由は設定で絞り、さらには釘に関しても許容される範囲を超えた修正が行われているからだと思います。

自分は釘が読めませんし、パチンコを打つ際は貪欲に収支にこだわった打ち方はしませんが、それでも換金ギャップのあるお店で打つ際は最低等価のボーダーラインくらいは欲しいと思って打ちます。
ただ近所のギャップのあるお店では等価ボーダー以上のお店・台に出会えません。

これがパチンコを好きになれない理由です。スロットは回転数程度では設定の読める機種は中々無いですが、出玉率が明らかになっていてこれ以上悪くは無いというラインが担保されています。

その点パチンコはその気になればかなり無茶な事も可能な機械です。

この点を認識していないお店は無いと思いますが、所定の利益を得るためにはやむを得ないと思っているのでしょうか?

せめて新台の内はそこそこの運用をしてもらいたいし、長期運用後もたまには変化を感じたいです。

これが出来ないとしたらその利益目標は無理・無茶な目標で修正が必要なのではと思います。

その為に一般的には新台入替えの抑制をして経費削減をするのかと思います。

ただ入替えの抑制をすると近隣店の勝負に負けるから新台入替えは行い営業方針も変更しないと考えるならそれは究極的には業界全体を潰しかねない行為で最近又聞かれるようになった「パチンコは大衆娯楽」という考えからもハズレていると思います。

そんな考えのお店は出来れば退場してほしいと思います。

こんな自分の考えも無理・無茶な考えでしょうか?