一般財団法人保安通信協会
遊技機の型式試験業務
http://www.hotsukyo.or.jp/pdfdl.html#contents02
ページ内の「統計資料」から試験結果が確認出来ます。
9月試験結果
ぱちんこ
結果書交付:71(適合:33、不適合:38)適合率46.5%
スロット
結果書交付:67(適合:13、不適合:54)適合率19.4%
9月のスロット適合率は19.4%です。
確か今年の4月頃に試験方法が変わり今後は適合率が改善されるという話だったと思いますが、適合率は改善されません。というか寧ろ悪くなっています。
Re:ゼロ以降明確なヒット機種が無くメーカーが現行機ではユーザーが満足していないので攻めたスペックを持ち込んでいる結果だと解釈したいと思います。。。
不適合事例
個人的に気になった事例をピックアップ。
ぱちんこ
・験用遊技機において、部品の一部が未装着で申請書類と異なっていた。(5台中1台)
・入賞口が、おおむね10個を超えて入賞する性能を有していた。
回胴
・第一種特別役物が作動すると、規定数が2枚又は3枚から2枚のみに変動するとともに、入賞に係る条件装置の作動確率が下がる性能を有していた。
結局の所試験の詳細は分からないですが、内部ボーナス成立時は主に2枚がけで入賞可能状態にする事がAT機の検定の肝のようです。今回も出玉率関連の不適合事例がたくさんありました。
その他じゃん球も持ち込まれていたようですが、「基板ケースの部品が未装着で申請書類と異なっていた。(5台中1台)」で不適合です。たまに何処かが持ち込んでいるようですが、毎回基本的な所で不適合となっています。
最近の適合率の推移は下記リンクで確認出来ます。
型式試験結果の推移