1月型式試験結果

検査

1月の型式試験の結果が公開されました・・・

一般財団法人保安通信協会

遊技機の型式試験業務

http://www.hotsukyo.or.jp/pdfdl.html#contents02

ページ内の「統計情報」から試験結果が確認出来ます。

1月試験結果

ぱちんこ
結果書交付:77(適合:36、不適合:41)適合率46.8%

スロット
結果書交付:70(適合:9、不適合:61)適合率12.9%

パチンコ・スロット共に適合率は減少しました。

ま~量より質という事で・・・

今月の気になった不適合理由

パチンコ

設計書等審査

・電動の回転可動物に停留した遊技球が始動口に向けて落下する性能を有していた。
問題ないような気がしますがダメですか?

遊技機の試験

・入賞口が、おおむね10個を超えて入賞する性能を有していた。
オーバー入賞時は専用の演出があったりしますが、毎回オーバーはまずいみたいです。。。
まー販売開始直前に発覚して販売中止になるよりは、試験で落とされて良かったのかもしれません。

スロット

設計書等審査

・データ領域で使用される一のデータが、プログラムの実行状態によって別々の意味を持つものとなっていた。
これはパチンコでも同様の理由で不適合になっています。
何を狙っていたのかイメージは出来ませんが、打ち手にとって不利な機能では無いと思うので、もし許容されたらどんな機種が出来たのでしょうか?

・第1種特別役物が作動すると、規定数が1枚、2枚又は3枚から2枚のみに変動するとともに、第2種特別役物の作動に係る条件装置の作動する確率が変動する性能を有していた。
これは第2種特別特別役物でも似たような理由で不適合になっています。
この理由も自分にはイメージ出来ませんが、許容されるならゲーム性の幅が広がったような気がします。


試験機関なので仕様通りで検査を行うので検査が厳しいとか厳しくないという事は無いハズですが、あまりにも納得がいかない場合は(第2保通協)「GLI JAPAN」での検定申請もありなのかと思います。

ただし、会社ホームページを見ても試験受付はまだない模様です。

結局今回の「GLI JAPAN」も試験実績ゼロのまま消滅してしまうのかもしれません。