個人的には「そこじゃない」って思っています。
パチンコホール大手5社が30日、都内でパチンコ依存対策への共同声明を行った。
「遊技を提供する立場として、依存対策となる予防のためのアプローチに注力し、安心して楽しめるパチンコを提供する」といった趣旨の声明を、ダイナム藤本達司代表取締役(58)が発表した。yahooニュース
もちろん依存症対策はしなくても良いと言う訳でなくIR推進法との絡みもあり世間にアピールするには有効なのだと思います。
ただ、本当にこの対策で「安心して楽しめるパチンコ」になるのでしょうか?
「楽しめる」というなら、せめて投入した分は返ってくるくらいの「遊技」がしたいです。
これを実現する為には高交換レートの営業から低交換レートの営業に変更する必要があります。
等倍返し営業になると店にとっては売上減に繋がる可能性が高く、今の営業スタイルを維持しつつ世間的にも理解が得られそうな形がこれなのかな~
そして警察の指導も今の営業スタイルではギャンブル性が高いから交換レートを下げろと直接的には言えず物理的に出玉制限をかけています。制限のかかったパチンコって「楽しくない」ですよね。
ま~今の高レート営業しか経験の無い若い子()には理解出来ないかもしれませんし、ただの懐古厨と言われてしまうかもしれませんが昔のレートを経験しているおっさんにとっては「安心して楽しめるパチンコ」と言えばこっちの方がしっくりときます。
何か向かっている方向が違うような気がします。
ちょっと意味合いは違いますが、こんな感じです。
言ってる事とやっている事があっていない今の状況は良くないと思います。
ちなみにこの声明はホール5社の共同声明で組合としての意見では無いと思われます。
他方組合としてはのらりくらりといつまでこんな事しているのだろうって感じです。
何十年か前のようにそれぞれのホールの力の差が少なかった時代には「協同組合」としてみんな仲良く経営していればよかったと思います。
ただし、今のようにいわゆる「勝ち組」「負け組」がはっきりとしてきた状況で高射幸性遊技機の設置比率問題も抑えきれなかった組合の存在意義って何なのだろうと思ってしまいます。
今回の取り組みは動画にもなるようなので動画が公開されたら追記していと思います。
動画が公開されています