12月の型式試験の結果が公開されました・・・
一般財団法人保安通信協会
遊技機の型式試験業務
http://www.hotsukyo.or.jp/pdfdl.html#contents02
ページ内の「統計情報」から試験結果が確認出来ます。
12月試験結果
ぱちんこ
結果書交付:53(適合:29、不適合:24)適合率54.7%
スロット
結果書交付:64(適合:14、不適合:50)適合率21.9%
11月に比べ結果交付数は減少していますが、合格率はほぼ変わらずパチンコが適合29件、スロットは14件が適合となりました。
毎回同じ内容になりますが、この中には試験的な機種、同一機種のダミースペックなども含まれていると思うので実際に販売を検討する機種は限られていると思います。
毎月数字だけ確認するならこれで終わりですが、不適合理由も開示されています。
何処まで単純なミスか実は不適合理由とは違った事を狙っていたのかなど自分の勘違いな点もあると思いますが、今メーカーが何処に力を入れているのかなんとなく読み取る事が出来る部分で毎月楽しみにしています。
主な不適合理由はパチンコ・スロットともに試射試験結果が規定を満たしていない点があげられています。
出玉率が規定を超えた場合はもちろんですが、規定に満たないという理由で不適合になった機種もあるようです。
今のパチンコ・スロット機はおおむね吸い込んだ分は吐き出す仕様なので、試射試験で一撃フラグがあんばいよく発動しなかったのでしょうね。。。
その他パチンコでは
・周辺基盤の書類欠落、ロムデータに「0」以外の未使用データの存在
スペックでは見えない性能を発揮する為の何かだったのかもしれません。
真相不明で勝手に想像して書くと怒られるかもしれませんが、赤GAROの不自然と言われている確変継続率も何かうまい事しているのかもしれません。
・普通電動役物の作動により他の入賞口への入賞が容易となる性能を有していた。
これは昔にあったいわゆる一発台やデジパチのおまけチャッカー的な機能なのでしょうか?
スロット
・役物連続作動装置の作動に係る条件装置が作動すると、入賞に 係る条件装置の作動する確率が低くなる性能を有していた。
これは「減るボーナス」は駄目ですよって事なのかと思います。
その他不適合理由も似たような内容が多く役物条件作動時の挙動で何機種か不適合となっているようです。
多分ボーナスフラグを抱えたまま遊技するAT機のベースを下げる工夫をしているのかと思います。
とは言ってもチェインクロニクルに代表されるスラッシュタイプのATではどう考えても覇権を取るのは難しいと思います。
通常時に目押しを強制されずベースを30G程度に抑え一撃性能に出玉を振れる機種が登場したら6号機始まった!と言えると思いますが、難しいのかな~
ところで第2保通協はどうなったのだろう・・・
第2保通協始動?