第2保通協始動?

パチンコ

展開によっては大きな動きになるかもしれません・・・

本日、8月6日付で、その保通協に次ぐ試験機関が認められました(本日付の官報の号外に掲載)。
機関名は…

一般社団法人GLI Japan
(住所:東京都江東区青海2-4-32)

https://www.pachinkovillage.com/news/?p=64148

親会社のGLIはラスベガス等のカジノの試験期間として認可を受けている所のようです。

財務状況とかはこちら

一般社団法人GLI Japan 第5期決算公告

https://catr.jp/companies/a6936/15444

現状独占的に型式試験を行っている保通協に対抗出来るか非常に注目したいと思います。

ただし、第2保通協としていますが、過去にも型式試験業務にチャレンジした法人があります

類似組織

2018年7月現在、保安通信協会が遊技機の型式試験業務を独占しているが、過去に風営法第20条第5項に基づき遊技機の型式試験業務を扱う申請を出した組織は存在する。ただし、個々の理由により、申請の不許可・権利の返上をしている。

2010年には名古屋市のパチンコチェーン「玉越」の関係者らが中心となり、型式試験業務を扱うことを目標とした新たな一般社団法人日本遊技機型式検定機構を設立した。同年10月には警察庁に「指定試験機関」としての申請を受理されたが、2011年4月28日付で不許可となった。理由として同機構の理事長が「玉越」の元取締役であること等が挙がっている。

2013年2月4日には一般社団法人遊技機試験機構(名古屋市名東区)が「指定試験機関」としての認可を受けたものの、検査を実施できないまま指定を返上し、同年11月1日をもって指定試験機関から除外された。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E5%AE%89%E9%80%9A%E4%BF%A1%E5%8D%94%E4%BC%9A

ということで立ち上げまではいっていますが、母体が業界関連であった事、試験設備、ノウハウなどが無いなど色々問題があったようです。

今回は母体がカジノ試験期間でありパチンコ・スロット業界のしがらみから離れた所からのアプローチです。

現在の保通協の独裁体制を切り崩し、試験費用などでも競争原理が働いてほしいと思います。

ただ型式試験が通っても実際にお店に設置する為には都道府県公安委員会の許可が必要になります。

ここで縄張り意識からつまらない嫌がらせを受けそうで、まだ始まってもいない感じですが、心配をしています。。。

追記(11月26日)・・・

気になっていたので少し調べてみたのですが、進展は特になさそうです。

ただし何も無かった訳では無く少しだけ・・・

当初(8月6日)は確認出来なかったのですが、ホームページは確認出来ました。

内容は、住所、連絡先が記入されたトップページのみです。ドメイン所有者情報はGLI Japanなのでま~間違いないと思いますが、全く進展が確認出来ませんでした。

 

ただし、開始日時、募集終了日時は確認出来ませんでしたが、人材募集はしているようです。

仕事内容は遊技機の試験業務。

資格は専門系の4年制大学または高専を卒業している事(未経験者歓迎!)

ただし、歓迎する人材はハードやソフトに関する知識(ま~当然だろね)のある方

そして、遊技機のプレイ経験・知識がある方も対象になるようです。

※過去に遊技機メーカーにお勤めの方は採用できないとの事です

遊技機メーカーで勤めていた方の方が専門知識は間違いなくあると思うのですが、公正な審査をする為には仕方がないかもしれません。

ちなみに勤務地は東京、9:00~18:00の勤務、完全週休2日で夏季休暇、年末年始も休みあり。

福利厚生もあり。年収は300万~600万だそうです。

自分は遊技機のプレイ経験くらいしか該当しませんが応募したら面接くらいはしてくれるのでしょうか???

追記(1月7日)

久し振りにGLI Japanのページを見てみたらページの体裁が整えられていました。

トップページで試験状況が確認出来るようになっていますが、残念ながら申請機種はまだ無いようです。

新規参入メーカーなら問題ないと思いますが、既存メーカーは色々しがらみとかあって申請しにくいのかな~

追記(2020年6月18日)

最初の更新からおよそ2年。

いよいよ本格始動という事でしょうか?

当面パチンコのみのようですが、ジェイピーエス(非公式)アカウントのツイートです…

追記

官報に告示が行われたようです。

間もなく受け入れも開始するようで今度こそ本当に第2保通協として機能してくれそうです。

まずはぱちんこのみの受け入れの模様ですが、7月8日確認で1機種が試験を受けるようです。(申請状況はwebで確認可能です)まだ各社様子見のようです。8月はまだ予約を始めていませんが、8月はもう少し増えると思います。

又こちらもwebで確認できるのですが、試験料はぱちんこで約144万円(マイクロプロセッサを内蔵するもの)、回胴(スロット、マイクロプロセッサを内蔵するもの)で約163万円です。※この型式試験手数料は道府県警察関係手数料条例により定められているので保通協も同様と思われます。

決算情報

やっと試験業務を開始した段階なので決算状況は厳しいようです。

一般社団法人GLI Japanの情報(官報決算データベース

直近の決算2020年3月は利益剰余金が4.9憶の赤字となっています。

ま~本格稼働すれば大丈夫だとは思います。。。