アンケートすらも協力しない組合員・・・
全日遊連は10月9日、現在行っている貯玉補償制度に関するアンケートの回答率を向上させるため、10月10日までだった回答期限を17日まで延長するとともに、回答率向上に向けた呼びかけを行うよう、各都府県方面遊協に要請した。
このアンケートはユーザーに向けたものではなくホールに対してのアンケートです。
その為詳細まではわかりませんが、公開されている内容は現在貯玉上限を100万円相当まで貯玉可能な所を30万円相当まで引き下げる事に対しての是非です。
一様ストーリーは30万円相当を超える貯玉をしている人はごくわずか、のめり込みへの対策を進めるにあたっての改善の一貫という事みたいです。
自分も貯玉実施店で良く遊んでいた時はカードを作ったし使っていましたが、最近は貯玉をしていないお店で打つ事が多いので直接的な影響はあまり無いかなとは思います。
貯玉システムのお店のメリットは何なのでしょうか?
顧客の囲い込み、カウンター業務の簡素化、カードを投入したままの遊技で顧客の詳細行動を把握等などって事なのでしょうか?
実際自分も貯玉のある時は他店では遊ばずにそのお店でばかり遊んでいました。
というのも換金ギャップがあるお店だったので現金投資よりも有利な条件で遊ぶ事が出来た事も理由の一つだったと思います。
ただ、等価・高価交換全盛の頃はま~成り立ったシステムですが、低交換率では成り立たないシステムです。
昨今ののめり込み防止、健全化の流れでこの程度のアンケートでもまともに回答が得られない状況にがっかりです。
例えばいくら低交換率でもお店の経営は投入枚数以上の払い出しをする経営は出来ません。
投入枚数以上払い出しをする調整をしても現金投資のお客なら毎回売上が上がり換金ギャップで儲けを取る事も可能ですが、貯玉のみで遊んだ場合売上も上がらず貯玉のみ増えていく(お店の隠れ借金?)事になってしまいます。
今回の貯玉上限引き下げ検討はユーザーには殆ど影響が無く警察に対して頑張っています!アピールになるのかもしれませんが、本当に業界を改善したいならまず運用面をしっかりすべきだと思います。
例えば友達で持ち玉を分け合って使ってくださいの意味の共有OKなのだと思いますが、現実はこのシステムを使っていわゆるパチンコを「生業」としている人達のグループ間で利用されます。
それと実際の状況はどうなっているのかわかりませんが、適切な貯玉の1日使用量の上限の設定とか(打ち手にとってブレーキとなるのか?パチンコ店の売上に貢献しているだけなのか?)
かなり乱暴で反対者も多いと思いますが、もういっその事貯玉廃止・低交換率に移行くらい考える時かもしれません。
ここまで大きくなってしまった業界、メーカー、お店・・・なので今の状況より規模を下げる事は非常に難しいし抵抗も多いと思いますが、このまま進んだら崖に落ちる事がわかっている状況でアクセルを踏み続けるようなマネはしないで欲しいです。
崖に落ちる前に出来るだけ早くブレーキを踏んでゆっくり停止・方向転換出来る余裕が欲しいです。