全日遊連の阿部恭久理事長は11月18日の全国理事会後の会見で、旧規則機の取扱いに関するパチンコ・パチスロ産業21世紀会決議を遵守していない店舗の情報を広く受け付ける「通報・確認システム」に対し、11月16日正午時点で、347件の通報があったと報告した。
11月16日正午の時点で347件の通報があったようです。
ま~この数字だけを見ると結構通報があったな~と思いますが理事長は思ったよりまだ通報が少ないと考えているようです。
ただこの数値は「通報があった」件数です。
その内訳も公開されていて同一店舗が198件、趣旨から外れている通報が19件で、「ホール4団体誓約確認機関」(パチンコ・パチスロ産業21世紀会誓約確認機関から名称変更)で事実確認等の対応が必要となっているのは102件。そのほか、21世紀会決議の誓約書を提出していない店舗に対する通報が28件だそうです。
さらに102件の内通知を行ったのが53件、49件が手続き中との事です。
そして通知を行った53件のうち、店舗から回答がないものが9件、まだ回答期日になっていないものが6件。店舗から回答があった件数のうち、誓約確認機関によって現地確認が終わっている店舗が20件で、そのうち3店舗において撤去期限の過ぎた機種が設置されていたと報告されています。
という事でまだ現地確認がほとんど終わっていない状況です。
このような状況ですが、「黒」判定は現在3店舗です。
これを多いと見るか少ないと見るかは別問題だと思いますが、個人的には頑張っていると思います。
その中で現状は「黄門ちゃま」と「サラ番」の通報が多いようです。
又これから「凱旋」の通報は確実に増えると思われる中でこの状況が維持できるか注目されると思います。
ただし、全店舗決議事項に従ってくれないと「次の一手」に影響が出るような気がします。