余暇進はこのほど、同協議会秋季セミナーにおける警察庁池田課長補佐の行政講話の内容を公表した。なお、本年度の秋季セミナーは、新型コロナウイルス感染症によるクラスター感染等の懸念から中止としたため、講話は文書にて行われた。
池田課長補佐は、新型コロナの影響により厳しい状況が続く中、パチンコ店でクラスターが発生していないことについて、業界で策定したガイドラインに沿って、あるいはそれ以上の対策を講じている結果だとして、業界の取組を評価したうえで、引き続き感染症防止対策に万全を期するよう要望した。
また、業界の健全化を推進する上で特に必要なこととして「ぱちんこへの依存防止対策」「旧規則機の撤去」「遊技機の不正改造事犯等の絶無」「ぱちんこ営業の賞品に関する問題」「広告・宣伝等の健全化の徹底」などを挙げ、見解を述べた。
今回の講和ではまず感染症対策について評価するコメントがありました。(ま~それはそうだよねと思います)
その後警察庁が注視している内容を語りました。
リンク先にはその講和内容の全文が掲載されていますが、ここでは見出しのみ紹介したいと思います。
- ぱちんこへの依存防止対策
- 18歳未満の者の営業所への立ち入らせについて
- 自己申告・家族申告プログラムについて
- 営業所のATM等の撤去等について
- 依存症対策にかかる連携協力体制の構築について
- ぱちんこへの依存問題やその対策に関する普及啓発について
- 旧規則機の撤去について
- 遊技機の不正改造事犯等の絶無について
- 悪質巧妙化している不正改造について
- 遊技機の流通における業務の健全化について
- ぱちんこ営業の賞品に関する問題について
賞品買取事犯の根絶について
賞品の取りそろえの充実及び適切な賞品提供の徹底について
適切な賞品提供の徹底について - 広告・宣伝等の健全化の徹底について
見出しのみでも凄い数です。
ただし、どれも新規に出た課題では無くパチンコ業界が継続して取り組んでいる(はずな)課題です。
一気に全て改善しろとは思いませんし、言いませんが、こういった課題が少しでも減るように頑張ってもらいたいと思います。