強く要請します！

同種の通達・要請は各都道府県の遊協から出ていると思いますが、吉村大阪府知事からのパチンコホールに対する休業要請を受け大阪府遊協も組合員ホールに対し休業を求めています。

～略
今回、文書の中で同組合は「万が一、要請に応じられない店舗があれば、業界そのもののあり方、姿勢が問われ、今後、予想できない影響が及ぶことが懸念されるところであって、社会から厳しい批判を受けることがないよう、要請期間中の休業を強く要請します」とし、前回の“可能な限り”から“強く”へと、休業要請の度合いを高めたことが伺える。
以下略
https://web-greenbelt.jp/post-37432/

大阪府遊協はこれまでに「可能な限り」の休業を求める通達を出していますが、今回は「強く」休業を要請しています。

最近はよくこの種の議論がされていると思いますが、遊協の通達もあくまでも要請です。
もし営業をするなら要請だから義務や命令では無いので・・・と言えてしまいます。

ただし、今までは日本人的な感覚でなんとなくそこまで言うなら・・・と従う事がほとんどだったと思います。
それでも実際は余力があって、大阪の方の常套句？「儲かりまっか？」→「ぼちぼちでんな」といった感じで手の内は見せずに乗り切っていたのだと思います。

ただ今の置かれている状況ではそんな余裕もなく営業を続けるお店もあり、遊協も今までのようななんとなく要請をする事を止め強い要請を行っています。（それでもあくまでも要請です…）

大手ホールグループは要請を受け次々と休業を発表していますが、「予想できない影響が及ぶことが懸念される」と言われても休業しない（出来ない）ホールもあります。

ま～そんな余力が無いと思われるホールは問題が早期に収束したとしても既に修復不可能なレベルの影響を受けている可能性があり今後の旧基準機撤去問題も考えると想定以上の廃業店舗が増える可能性があります。

個人的には力の無いホールはユーザーにとっても不幸で整理されるべきだと思いますが、行き過ぎた整理はパチンコ業界全体を衰退させかねなく、メーカーは機械が売れない、ホール関連業者も仕事が無くなるなど良くない事がおこると思います。

今回の事象はリーマンショックのように対処の方法が見いだせた事柄と異なり未だに出口も見えない状況です。

その為実際の所今どうしたら正解と言えるか確実に言える人なんていないと思います。

ただし言える事はとにかく１日でも早くこの事態が収束して欲しいという事です。