全日遊連は6月20日、都内ホテルで第28回通常総会を開催した。
総会の冒頭、挨拶した阿部恭久理事長は、ファン人口が減少し、厳しい営業が続いていることに対し、「遊技人口の減少の理由は、時代の変化、レジャーの多様化などの意見もあるが、お客様がパチンコから離れていってしまった最大の原因は、楽しく安心して遊ぶことができない現状のホールにある」と指摘。
また、「以前は、ちょっとした待ち時間などで気軽に楽しめていたパチンコが、今では長時間の遊技が前提となり、資金もある程度用意した上で足を運ばなくては遊べない」と、手軽な娯楽ではなくなっている点を自省し、
「もう一度、遊技人口の拡大を目指すには、まずは私たちホール営業者が率先して、お客様あっての大衆娯楽であるという認識のもと、原点に立ち返ることが必要」と、原点回帰を訴えた。
この発言は全日遊連に所属するホールの総意なのか理事長以下役員の発言でこれからのホール運営の方向性を示しているのでしょうか???
随分昔なら「パチンコは大衆娯楽」と言われればま~そうかな~と思えたのですが、今この言葉を声高らかに宣言されても今現在普段パチンコを打つ人でもそうだと言える人がどれくらいいるか疑問に思います。
ホール側の考えをまとめた発言だとすれば、言ってることとやってる事が違うと思うし、これからのホール運営の方向を決める発言だとすれば、お手並み拝見となりますが、本当に実現可能なのでしょうか?
例えば”今では長時間の遊技が前提となり、資金もある程度用意した上で足を運ばなくては遊べない」と、手軽な娯楽ではなくなっている点を自省し・・・”
なのですが、少なくともホール全てが同じ考えで動いているとは考えにくいです。
成長意欲のある企業はさらなる利益追求の為に高射幸性の遊技機を望み、地域密着型ホールは大衆娯楽としてのパチンコの復活を望んでいると思います。
もう組合として統一見解を出す事が無理なのかと思います。
そんな中で無理して「綺麗事」的な発言をするので聞いている方がしらけます…