土高興業(株)(TDB企業コード:730059527、資本金1600万円、登記面=東京都中央区日本橋3-7-10、代表清算人宮地真人氏)は、3月29日に東京地裁より特別清算開始命令を受けていたことがわかった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190411-00010000-teikokudb-ind
パチンコ店の倒産情報をまとめていると一口に倒産と言っても色々な形があるのだなと思います。
今回は特別精算という形をとっています。
特別精算
債権者の保護のために株主等の申立てにより裁判所の命令によって開始され、裁判所の関与に基づき行われる清算手続。
・特別清算の開始
清算手続の特則として、清算中の株式会社に債務超過の疑いがある場合などには、倒産処理手続の一種と分類される特別清算の手続が利用されることとなる。この手続は特例有限会社には適用できない。
全てがパチンコ事業による負債では無いと思いますが負債は約110億円の見込みと中々大きいです。
ピーク時には21店舗を経営し600億以上の売上でしたが、2018年には約200億円の売上だったそうです。
会社の規模が大きい分やらかした時も大きくなります。
ただし、今回は既に事業譲渡をし、譲渡先のホールは運営を継続しているようです。
追記
今回の件に関して「株式会社玉井」が高知新聞などの報道についてとしてお知らせを出しています。
今回、高知新聞やネット記事などで報道されました件につきまして、お客様や関係者の方々に大変なご心配をお掛けして申し訳ございません。
創業者から引き継いだ過大な債権を、今回法的に処理する事になりました。
現在の経営に支障はなく、営業している9店舗とホテルタマイについては閉店や縮小する事はありません。これからも今までどおり元気に営業させていただきます。
今後も引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
今回の件に関しては今ひとつ理解できない点が多かったのですが、これで納得出来ました。
債権者の方は当然痛みを伴いますが、現玉井にとっては、重荷が取れて良い結果になる事を期待します。