IR実施法案と健康増進法改正案が衆院本会議を通過

政府から提出されていたカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案が6月19日、衆院本会議で自民、公明の両与党ならびに日本維新の会などの賛成多数で可決、参院に送付された。報道各社が伝えた。

http://www.web-greenbelt.jp/news/detail.php?n=00010552

受動喫煙の防止強化をめざす健康増進法改正案が6月19日、衆院本会議を自民、公明などの賛成多数で可決され、参院に送付された。与党は6月20日の会期を延長、今通常国会での成立をめざす。全面施行を東京五輪・パラリンピック開催前の2020年4月とする方針。報道各社が伝えた。

http://www.web-greenbelt.jp/news/detail.php?n=00010553

パチンコ業界にとって無視出来ない重要な法案2つが衆院本会議を通過しました。

これから参議院での審議に移るわけですが、「勝ち」しか許容しない今の野党の国会運営では参院でも特に修正もなく可決される可能性が高いです。

個人的にIRに関しては設置箇所が今の所3ヶ所に限定される事、実際に運用開始となると何年後になるかもわからない、3ヶ所出来る事も不透明。

そもそもカジノとパチンコは似て非なるものと考えているので問題ないと考えています。

むしろうまく誘導できれば相乗効果も期待出来るくらいに考えています。

 

ただし、健康増進法改正案に対しては(当然すでに動いていると思いますが。。。)早急に対策を打つ必要があると思います。

このまま施行されれば2020年4月からパチンコ店では屋内は喫煙専用室のみでタバコを吸う事が出来ます=タバコを吸いながらパチンコを打つ事は不可です。

パチンコ店へ行かない理由のひとつにタバコの煙やニオイが挙げられると思いますが、もし禁煙化されたら今までそういった理由で来店していないお客を取り込む事が出来るのでしょうか?

ちなみに近所の禁煙店はもともと強いチェーン店+近くに禁煙店が無いこともあってかまずまずの客入りですが、全店禁煙化された時にも同じ客入りを維持出来るかは疑問です。

 

メーカーもホールも足並みを揃えて対策をするべき事案だと思います。