「攻めのベニヤ」「守りのダンボール?」

2年ほど前になりますが、違法釘問題相で相当数のパチンコ機が撤去される事になりました。

入替え余力のあるホールは粛々と入替えを進めましたが余力の無いホールは台を撤去しても変わりの台を入替えずベニヤなどで台設置スペース塞ぐホールもありました。(今も断続的に同じ状況のホールもあると思います。)

そんな状況を嘲笑うかのように当時とあるサイトが話題になりました。

キャッチコピーは「攻めのベニヤ

装飾などを施したベニヤの販売サイト(の形式をとっていました)

所々怪しい部分があるのですが、業界の事情を知っていなければ書けないような文言が並んでいました。

ただしベニヤ1枚の販売価格が1万以上、通常販売を行うサイトでは必須な運営者情報・連絡先などの無いいわゆる「詐欺サイト」というか業界を皮肉ったサイトだったと思われます。

とは言っても、撤去に伴う隙間を埋める作業はニーズがあると思うし、まっとうな提案であればホールにとっても販売会社にとっても商売になると思います。

という事で・・・

「壁ダン!」は、今回だけは避けるが「価値」をコンセプトにしたコスパ抜群のアイテム。素材は段ボール(黒色ツヤ消し仕様)で組み立て・取り付けも簡単な時短作業。販促POPや遊技説明POPを貼り付ければ視覚的なアピールも可能で、台閉鎖を「戦略」に変える。

遊技通信web

ベニヤでは無くダンボールです。

もしホール自身で台閉鎖を行うとしても材料の調達、従業員の作業コストを考えればメリットのある提案だと思います。

販売している所は ㈲友愛工業所です

ページを見ただけで歴史がある会社だとわかります。。。

分かる人はわかるだろう今でも更新され続けているホームページ作成ソフトで作ったと思われるページです。(実際にソースを見たら正解でした。自分も使った事があります。。。)

ちなみにこの会社は他にもホール関連の小物を販売しているようです。

中でも商品名「研磨ボール」とか「ピッカ ★ 投入口」は家スロでも使えそうかなと思います。

以前はベニヤで台間を埋めるお店はネガティブな印象を持っていましたが、今はそこまで悪い印象は無く塞ぐ事は仕方ないとしてその後の対応がどうなのか?が問題だと思います。

従業員に専門外の作業をさせて消耗させるよりは賢い選択なのかと思います。