同友会は創立25周年です

同友会は10月15日、都内千代田区のホテルグランドアーク半蔵門で創立25周年記念セミナーを開催。会員57社、賛助会員82社から関係者約190人が出席した。セミナー終了後は祝賀会も行われ、他の業界団体関係者ら多数の来賓が祝福に訪れた。

遊技日本

同友会と言うと読んで字の如く同じ志しを持った友の集まりという事かと思いますが、ここで言う同友会は「一般社団法人日本遊技産業経営者同友会」でホール経営者による組合です。

なんとなくこじんまりとした感じを受けますが、平成31年4月30日現在で正会員57社448店舗、賛助会員82社という大きな組織です。

そんな組織の25周年なので祝賀会もあったようですが、ただお祝いするだけで終われない今のパチンコ業界の難しさがあります。

警察庁生活安全局保安課の山田好孝課長講話

全文掲載されていますので興味のある方は目を通してほしいと思います。

講話の項目としてはいつも言われていること、未だに対応が完了しない事柄で問題の大きさや難易度があるので一言でいいかげんにしろと言ってしまうのは無茶だとは思いますが、部外者からの目線で言うといつまでやってんだかな~と思ってしまいます。

又、今回は課長の講話ですが、一個人が思っている事をペラペラ喋ったわけではなく生活安全部保安課、警察庁としての考えを代弁している訳で内容を見てみるとこれからの警察の方針を確認する事が出来ると思います。

後からそう言えばあの時課長が言ってたよな~ではすまされないです。

という事で個人的に気になった内容です。

依存防止対策については業界としても色々取り組みを行っているのですが、気になったのはホール内ATMの取り扱いです。

ATMに関しては建て前としては民間事業者同士の契約という事で「撤去を推進」にとどまっていますが、じゃ~仕方ないよねでスルーされる事なく今回も触れられています。

個人的にホール内ATMは必要性を感じませんが、いつまでも民間事業者間の契約だからという理由で有象無象にするのは難しそうな気がします。

又これはパチンコ業界以外に対してもだと思いますが「警察庁としても良い取組は積極的に紹介していきたいと考えております。」と言っています。

正直防戦一方と思う依存防止対策ですが、他業種にも依存防止対策の模範として紹介されるような実績を挙げてほしいと思います。