2019年8月型式試験結果

一般財団法人保安通信協会

遊技機の型式試験業務

http://www.hotsukyo.or.jp/pdfdl.html#contents02

ページ内の「統計資料」から試験結果が確認出来ます。

8月試験結果

ぱちんこ
結果書交付:85(適合:43、不適合:42)適合率50.6%

スロット
結果書交付:71(適合:16、不適合:55)適合率22.5%

7月のスロット適合率は27.4%で改善の傾向があるかと思ったけれど、今月は22.5%です。

ま~1台通過するだけで%で見ると結構変動する小さい母数のデータなのであまり数字でこだわる必要は無いとは思います。

ただ試験方法の変更で適合率は上昇していくと噂されていたので肩透かしです。

ま~メーカー各社が「攻めた」スペックを持ち込んでの結果だと信じたい…

不適合事例

個人的に気になった事例をピックアップ。

ぱちんこ

・変動時間短縮機能作動時の大当たり回数に制限を設ける機能関連(4件)

・1回の内部抽せんで複数の内部抽せんが行われたかのような演出を行っていた。

回胴

・基板ケースの部品が未装着で申請書類と異なっていた。(5台中1台)

・ミュレーション試験の結果、連続役物比率が規則で定める値を超えた。

・辺基板の制御による演出が、主基板からの信号に反する性能を有していた。


その他スロットに関しては出玉率関連が規定を満たさなかった。は定番です…

多くは規定を超えて落ちているのだと思いますが、出玉率の下限を満たさないという理由でも落ちています。

万枚出せる台は万枚飲み込む事が出来る?台だと思います。

吸い込みが厳しいのは嬉しい事では無いですが、吸い込んだ分吐き出す瞬発力も上げる事が出来ます。

もう一息なのかな~と思います。

型式試験結果の推移