2019年7月型式試験結果

一般財団法人保安通信協会

遊技機の型式試験業務

http://www.hotsukyo.or.jp/pdfdl.html#contents02

ページ内の「統計資料」から試験結果が確認出来ます。

7月試験結果

ぱちんこ
結果書交付:72(適合:37、不適合:35)適合率51.4%

スロット
結果書交付:73(適合:20、不適合:53)適合率27.4%

スロットの試験方法が変更され適合率が増加しました。
一様今年に入ってから最高値ですが、試験方法変更の恩恵なのか、妥協スペックでとりあえず年末用の機械を確保した?やっと試験の「コツ」がわかってきたのかなんとも言えない感じです

不適合事例

個人的に気になった事例をピックアップ。

ぱちんこ

・試射試験の結果役物比率が規則で定める値を超えた。

・大入賞口がおおむね10個を超えて入賞する性能を有していた

・作動確率が高い値かつ入賞容易状態において、大当たり図柄の変動を開始する場合に入賞容易状態を終了し、出玉を増やす性能を有していた。

回胴

・液晶表示ユニットを取り付けるためのプレートの部品が、申請書類と異なっていた(5台中3台)

・第一種特別役物に係る役物連続差動装置の作動時に入賞に係る条件装置の作動確率を変動させる性能を有していた。

・副基盤の両面に電子部品が装着されていた。

・周辺基盤の制御による演出が、遊技の結果に影響を及ぼす性能を有していた。

・周辺基盤の制御による演出が、主基盤からの信号に反する性能を有していた。


とりあえずこんな感じです。

パチンコの役物比率に関しては3個賞球に変更後の持ち込みだと思うので「攻めすぎた」のかな~と予想します。

スロットに関してはさらに難解で何の事を言っているのか良くわかりません…

スロットは撤去問題もあって、いやでも入れ替えなければならない機械も多くこの中にその代替え機が通過している事を願います。

過去の型式試験結果は下記ページでまとめています

型式試験結果の推移