フィールズが2018年3月期決算発表を行いました。
http://www.fields.biz/ir/j/files/press/2018/press_20180511a.pdf
2017年3月期より38億程度減少したとは言え経常利益で52億の赤字です。
合わせて減配を発表し年間30円の配当としました(前年実績50円)
さらに今期は配当予想年間10円となり株主も一定の痛みを伴う発表となっています。
ただし、今期予想はま~強気で経常利益25億を予定しています。
黒字予想の根拠として規制強化も一段落した事で新機種が安定的に供給されるとしていますが、6号機の検定通過状況、ホールの購買意欲、6号機がユーザーに支持されるかどうかなど不透明な部分も多く個人的には終わってみなければわからない()と思っています。
ただし現在も断続的に販売管理費の圧縮など経費削減を行っているようなので、さらに赤字幅が拡大するような最悪の事態にはならないと思う部分もあります。
個人的には何千万もかけてプレス・ホール向けに機種発表を行うより何百万かをかけてユーザー発表の方が好感がもてると思っていますが、実際の購買者であるホール関係者の方はどう思っているのでしょうか?
その他気になった点は第3四半期(9月)以降に動画配信事業に進出するようです。
海外でのウルトラマンの著作権問題も一段落した所なので「打って出る」にはタイミングが良いのかもしれません。
又あわせて組織改革も行うようです
代表取締役の異動に関するお知らせ
http://www.fields.biz/ir/j/files/press/2018/press_20180511i.pdf
現代表取締役会長の山本英俊氏が社長も兼任するようです。
自分の記憶が確かなら京楽も同じような形で立て直してきたと思います。
ま~いずれにせよ6号機次第だとは思っています・・・