一般財団法人保安通信協会
遊技機の型式試験業務
http://www.hotsukyo.or.jp/pdfdl.html#contents02
ページ内の「統計資料」から最新の試験結果が確認出来ます。
2022年10月試験結果
ぱちんこ
結果書交付:83(適合:14、不適合:69)適合率16.87%
スロット
結果書交付:82(適合:14、不適合:68 )適合率17.07%
不適合事例
個人的に気になった事例をピックアップ。
ぱちんこ
・前回の大当たり図柄により決定された入賞容易状態の種類を参照し、特別図柄表示装置の変動パターン群を決定することから、図柄の組合せが表示されるまでの時間があらかじめ定められていなかった。
・入賞容易状態中に継続して作動した小当たり表示回数をカウントし、特定の一の値を超えた役物連続作動装置の作動終了後に入賞容易状態とならないことから、遊技機が遊技の状態を変動させることを可能とする性能を有していた。
・入賞容易状態の終了条件としている小当たり表示回数のカウントを条件装置が作動してもクリアせず、継続してカウントした上で3回になった場合に入賞容易状態を終了することから、遊技機が遊技の状態を変動させることを可能とする性能を有していた。
・入賞容易状態の終了条件としている小当たり表示回数のカウントを条件装置が作動してもクリアせず、継続してカウントした上で3回になった場合に入賞容易状態を終了することから、「あらかじめ定められた回数の条件装置の作動に係る抽せんを行うまでの間」に該当しない性能を有していた。
・主基板ケースが、開封することなく主基板の両面を見通すことができない構造であった。
・特定のはずれ図柄が表示されることにより、特別図柄表示装置の変動時間を決定するための状態の遷移を決定する機能を設け、遊技の状態を変動させることを可能とする性能を有していた
・役物連続作動装置の作動中に、獲得球数の期待値を誤認させる演出を行っていた。
回胴
・試験用遊技機の部品が、申請書添付書類と異なっていた。
・条件装置が作動している全ての遊技において、回転停止装置を作動させる時間にかかわらず条件装置に係る図柄の組合せを表示させる制御が可能となる性能を有していた。
・副基板において、その型式を特定する管理番号が、異なる部品を搭載した他の基板の管理番号と同一となっていた。
型式試験結果の推移