押印・署名規制を見直します

警察庁は12月28日、風営法の解釈運用基準における押印又は署名を必要とする規制の見直しを行い、関係機関に通達を発出した。
https://www.yugitsushin.jp/news/gyousei/20201229-1621/

これは他省庁でも実施されている規制改革の一環で警察庁の書類も押印を廃止にする流れとなるようです。

ただなんというか、どうしてハンコが必要ないかの議論にならなくてただ単に「ハンコの廃止」が目的になっているように思います。

 

ハンコを無くすというより、現在不要と思われる書類・書き方を見直す事の方が現場単位での混乱も少なくスムーズに移行出来るような気がします。

随分前の話ですが、とある自治体が「書類簡素化」を掲げました。

ざっくり言うとページ数は確かに減りましたが、その際に「書類を簡素化する為の書類」を要求されました。

新しい書式という事もあって作成に不慣れだったり、要求される内容は結局変わらず(例えとしてAとBという書類が廃止になってCという書類が必要になりました。そのCという書類にはAとBの内容を含みCとしてまとめる必要があるという感じです)で、以前より時間がかかる有様でした。

担当レベルではおかしな事をしていると理解してくれるのですが、担当は上司に上司はその又上司に実績として報告したいようで当然のように後戻り出来ませんでした。

規制改革はスピード感を持って実施する事に意味があるとは思いますが、何か大変な問題を含んでいそうで気になります。

パチンコ業界もTwitterを見ている限りでは提出書類が結構多そうでこれからぼやきが多くなりそうな気がします。