間もなく登場予定のサミー6号機「チェインクロニクル」ですが、6号機としては低ベースの39Gを実現させる為には通常時から所定ヶ所を目押しする必要があるのですが、もし所定ヶ所以外を押したらどうなるか?
約60Gのペナルティがある・・・ここまでは情報が上がっていたのですが、もう少し判明しました。
多分これがチェンクロのリアボの組み合わせ
— 球貸業 (@tamakashigyo) 2018年9月22日
ってか、なんでメーカーは隠すのかね?お客様が不利になる情報をホールに教えない姿勢はとても疑問。
お客様が問い合わせあったときに、メーカーは代わりに対応もしないのに、マイナス要素を聞いても教えない風習はなんとかすべきだよ pic.twitter.com/fpN0W2Bbg3
入賞ラインは不明ですが、この出目でボーナス入賞となり約60G出玉増減無しの「ちぇんくろ学園」を消化する事になります。
リアボと表記していますが、これって5号機ATでもあったいわゆる「ゼロボ」ですよね?
5号機ATでは押し順で回避させていたようですが、6号機では不可なので所定ヶ所の目押しで入賞を回避させているようです。
で、打ち手にもホールにとってもメリットなさそうなゼロボですが、どうしてこんな事になっているか?
ゼロボの仕組みについて丁寧に解説されています。
このゼロボですが、5号機時代は基本的には入賞しないボーナスなので画面上に「ペナルティ中」とでも表示しておけば良いのですが、中には映像を作り込んでいる機種もあります。
秘宝伝のゼロボは結構話題になったと思います。
中には全く画面が変化しない機種もありますが・・・
他にも絆やAT星矢にもある(あった)ようです。
ただし、5号機ではゼロボ消化は20~30G程度だったようですが、チェンクロでは約60G。消化時間では4~5分かかる事になります。
ホール関係者の皆様が心配しているように全てのユーザーがこのゲーム性を理解していれば、ま~問題ないと思いますが、お客が嫌がらせ的に全台「ちぇんくろ学園」にした場合、後々のトラブルが容易に想像出来ると思います。
他方メーカーとしては6号機という新しい仕様に対してのアプローチのひとつなのかもしれませんが、まだ6号機という仕様自体お客が理解していない段階でこのシステムを使う事はどうだったのかな~って思ってしまいます。
追記
2020年2月に導入される予定のPSO2も同様のシステムで登場するようです。
ただし幾分改善されていてゼロボが入賞しても1/4(4ゲーム)ほどで回避役を入賞させる事が出来るようです。
せめてチェンクロでもこの程度ならと思う事と販売されるスペックは最近検定を通過したようですが、別スペックは結構前に通過しているので基本設計自体はほぼ平行して開発されていたのかと思います。
サミーのような大企業の場合開発ラインも複数あると思うので新しいシステムがユーザーに受けて間髪入れずに次機種が出せるとなれば強いですが、ユーザーに不評でも同様のシステムを搭載した機械がしばらくリリースされる可能性があります。
いくら「たまらねえんだ」と言われてもユーザーは冷めています。
ま~低ベースの6号機という点で考えれば稀有な存在だし販売台数も多く無いので「好きな人は好き」な機械になると思います。